こんな既往症、ありませんか?
2019年現在、ペット保険を取り扱う保険会社は15社あります。これら全ての保険会社において、一度かかってしまうと保険契約の引受ができなくなる病気(特定疾病罹患歴) が定められています。
これに該当する主な病気では、ガン(悪性腫瘍)や腎不全、甲状腺疾患、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、猫白血性ウイルス感染症などです。重度な疾患や、他の病気を併発しやすいホルモン分泌系の病気ですね。
これらの病気にかかってしまうと、治療が終わり完治しても、それ以降のペット保険への加入ができなくなります。どうしてもペット保険に入りたいからとの思いで、事実を告知しなかったり、事実と異なることを告知した場合には、契約が解除されたり、保険金を受け取れない場合がありますのでご注意ください。
それでは、各社の「特定疾病罹患歴」について確認しましょう。
- アニコム損保のケース
- アイペット損保のケース
- au損保のケース
- イーペットのケース
- SBIプリズム少短のケース
- 日本ペットのケース
- PS保険のケース
- ペッツベストのケース
- FPCのケース
- 楽天ペット保険のケース
各保険会社の「特定疾病罹患歴」について
アニコム損保の「特定疾病」
■アニコム損保の「特定疾病罹患歴」について
あてはまる病気が1つでもある場合には、ご契約をお引受いたしかねます。
☆悪性腫瘍
☆慢性腎不全
☆糖尿病
☆肝硬変(肝繊維症)
☆副腎皮質機能低下症(アジソン病)
☆副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
☆甲状腺疾患
☆免疫介在性血小板減少症
☆免疫介在性溶血性貧血
☆巨大結腸症
☆巨大食道症(食道拡張症)
☆膵外分泌不全
☆猫伝染性腹膜炎(FIP)
☆猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
アニコム損保 承認番号:W1809-0001
アイペット損保の特定疾病
■アイペット損保の「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆心疾患 ☆腎疾患 ☆副腎疾患 ☆肝胆疾患 ☆糖尿病 ☆フィラリア感染症 ☆悪性腫瘍 ☆脳・神経系疾患 ☆甲状腺疾患 ☆ホルネル症候群 ☆猫伝染性腹膜炎(FIP) ☆猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ・FIV) ☆猫白血病ウイルス感染症(FeLV) ☆バベシア症 ☆ヘモプラズマ症(旧:ヘモバルトネラ症)
※上記以外の病気でも、告知の内容によってはお引き受けできない場合があります
募集文書番号:募2207-138(23.08)
au損保のケース
■au損保の「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆心疾患 ☆免疫介在性溶血性貧血 ☆巨大食道症 ☆膵外分泌不全 ☆肝硬変 ☆門脈シャント ☆腎疾患 ☆脳神経疾患 ☆てんかん ☆椎間板ヘルニア ☆甲状腺機能低下症 ☆甲状腺機能亢進症 ☆糖尿病 ☆副腎皮質機能低下症 ☆副腎皮質機能亢進症 ☆フィラリア症 ☆FIV(猫後天性免疫不全症候群)☆FIP(猫伝染性腹膜炎) ☆FeLV(猫白血病) ☆悪性腫瘍 ☆免疫介在性血小板減少症
au損保 承認番号 B18C310301(1903)
イーペットの「特定疾病」
■イーペットの「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆心疾患 ☆腎疾患 ☆副腎疾患 ☆肝胆疾患 ☆糖尿病 ☆フィラリア感染症 ☆悪性腫瘍 ☆脳・神経系疾患(てんかんを含む) ☆甲状腺疾患 ☆感染症等の後遺症 ☆ホルネル症候群 ☆猫伝染性腹膜炎 ☆猫免疫不全ウイルス感染症 ☆猫白血病ウイルス感染症 ☆バベシア症 ☆ヘモバルトネラ症
イーペット 承認番号:EPHPAG018-013
SBIプリズム少短の「特定疾病」
■SBIプリズム少短の「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆ガン(悪性腫瘍) ☆心疾患(例:心雑音、不整脈、僧帽弁閉鎖不全(心臓弁膜症)、心肥大、心不全等) ☆脳・神経の病気(例:水頭症、てんかん、椎間板ヘルニア、ジステンバー等) ☆そけいヘルニア ☆臍ヘルニア ☆股関節形成不全 ☆膝蓋骨脱臼 ☆レッグペルテス ☆停留睾丸 ☆バベシア症 ☆フィラリア感染症 ☆猫白血病ウィルス感染症 ☆猫エイズ ☆糖尿病 ☆クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症) ☆アジソン病(副腎皮質機能低下症) ☆甲状腺機能低下症 ☆気管虚脱 ☆門脈体循環シャント ☆免疫介在性溶血性貧血 ☆チェリーアイ ☆白内障 ☆緑内障
SBIプリズム少短 承認番号:PRC-BC0100-01
日本ペットの「特定疾病」
■日本ペットの「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆悪性腫瘍 ☆腎不全 ☆糖尿病 ☆肝硬変(肝繊維症) ☆副腎皮質機能低下症(アジソン病) ☆副腎皮質機能亢進病(クッシング症候群) ☆甲状腺疾患 ☆免疫介在性疾患(免疫介在性溶血性貧血、免疫介在性血小板減少症など) ☆巨大結腸症 ☆巨大食道症(食道拡張症) ☆膵外分泌不全 ☆猫伝染性腹膜炎 ☆猫白血病ウィルス感染症 ☆猫エイズ(猫免疫不全ウィルス感染症) ☆門脈シャント / 門脈体循環シャント(PSS) ☆犬糸状虫症(フィラリア症) ☆脳疾患(脳炎など) ☆バベシア症 ☆炎症性腸疾患(IBD) ☆神経疾患(てんかん発作、けいれん発作を含む)
日本ペット 承認番号 B18-040(190308)
PS保険の「特定疾病」
■PS保険の「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
【循環器】 ■心疾患 ■犬糸状虫症(フィラリア症)
【泌尿器系】 ■腎不全 ■尿結石症(膀胱・尿道) ■尿結晶症(ストルバイト・シュウ酸カルシウム等)
【脳神経系】 ■水頭症 ■脳炎 ■脳神経炎 (けいれん発作等含む) ■てんかん(特発性含む)
【眼科】 ■緑内障 ■白内障
【呼吸器系】 ■気管虚脱 ■横隔膜ヘルニア
【消化器系】 ■巨大結腸症 ■巨大食道症・食道拡張症 ■炎症性腸疾患(IBD)(リンパ球型質細胞性腸炎、蛋白漏出腸炎、リンパ管拡張症含む) ■肝不全・肝硬変(肝繊維症含む) ■慢性肝炎 ■門脈シャント ■門脈低形成 ■胆泥症・胆石症 ■膵外分泌不全 ■慢性膵炎
【内分泌・免疫系・腫瘍】 ■免疫介在性溶血性貧血(IMHA) ■免疫介在性血小板減少症(IMTP) ■甲状腺疾患 ■副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群) ■副腎皮質機能低下症(アジソン病) ■糖尿病 ■自己免疫性疾患(多発性関節炎・リウマチ・天疱瘡・全身性エリテマトーデス等) ■悪性腫瘍
【猫限定】 ■猫白血病ウィルス感染症(FeLV) ■猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ・FIV) ■猫伝染症腹膜炎(FIP)
PS保険 承認番号 PC20220323
ペッツベストの「特定疾病」
■ペッツベストの「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆悪性腫瘍(ガン) ☆腎不全 ☆糖尿病 ☆重度の外耳炎 ☆脳・神経系疾患 ☆気管虚脱 ☆肝硬変 ☆肝不全 ☆ホルモン性疾患 ☆膵外分泌不全 ☆先天性疾患(VSD / PDA / AS / PS / TOF) ☆炎症性腸疾患(IBD) ☆猫伝染性腹膜炎(FIP) ☆猫免疫不全ウィルス感染症(FIV) ☆猫白血病ウィルス感染症(FeLV)
ウェルシュ・コーギー (カーディガン、ペンブローク)
ダックスフンド (カニーンヘン、ミニチュア、スタンダード)
ビーグル、フレンチ・ブルドックには、以下の疾患も追加されます。
☆椎間板ヘルニア
ペッツベスト 承認番号 R019-02(19.03)
FPCの「特定疾病」
■FPCの「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
☆犬パルボウイルス感染症 ☆犬ジステンパー感染症 ☆犬パラインフルエンザ感染症 ☆犬伝染性肝炎 ☆アデノウイルス2型感染症 ☆レプトスピラ感染症黄疸型及びカニコーラ型 ☆フィラリア感染症 ☆猫汎白血球減少症 ☆猫カリシウイルス感染症 ☆猫ウイルス性鼻気管炎 ☆猫白血病ウイルス感染症 ☆狂犬病
※上記以外の病気でも、告知の内容によってはお引き受けできない可能性があります。
FPC 募集文章番号 TORO-KY190523-009
楽天ペット保険の「特定疾病」
■楽天ペット保険の「特定疾病」について
以下の疾病の罹患歴がある場合は、保険契約をお引き受けできません。
・脳疾患(脳炎、水頭症など)
・免疫介在性血小板減少症
・免疫介在性溶血性貧血
・猫白血病ウィルス感染症(FeLV)
・猫免疫不全ウィルス感染症(猫エイズ(FIV))
・犬糸状虫症(フィラリア)
・猫伝染性腹膜炎(FIP)
・猫コロナウィルス感染症
(検査の結果感染が示唆された場合、抗体価が高かったことがあった場合は該当します。)
・肝不全、肝硬変
・膵外分泌不全(EPI)
・リンパ管拡張症
・巨大結腸症
・巨大食道症(食道拡張症)
・腎疾患(腎炎、腎不全、腎結石など)
・糖尿病
・副腎皮質機能低下症(アジソン病)
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
・甲状腺疾患
・悪性腫瘍
楽天ペット保険 募集文章番号 R232005595
ご注意
・記載している保険料および補償内容等は2019年2月1日現在のものです。
・「日本のほけん(以下当サイト)」のペット保険比較コンテンツは当サイトを運営する合同会社東京六大陸が取扱ペット保険各社の商品情報をまとめたものです。比較・見直し・検討の際の参考情報としてご利用ください。
・ペット保険を比較・検討の際は保険料だけでなく補償内容やサービス内容も含めて総合的にご判断ください。
・掲載しているペット保険商品のすべての情報は記載されておりません。一定の項目のみを表示したもので商品間の優劣を意味するものではありません。
・ご契約の際には必ず引受保険会社の「重要事項説明書」および「注意喚起情報」、「パンフレット」をご確認の上、お申込みください。
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